目から鱗
体験記
過去に遡って、ブレインジムや媒介学習体験で体験したことをつづっていきたいとお思います。
【BBA・ポジティブポイント】
娘には右肩に先天性の奇形があり、成長とともに右腕の可動域が狭くなってきました。このままだと生活に支障がでてきたり、背骨が湾曲する可能性が高くなってきました。そこで、おもいきって手術をして治すことにしました。
【ブレインジムインストラクター資格取得】
インストラクターになりたいと思ってから約1年半。多くの講座を受講し、無事インストラクターに資格をいただくことができました。
当時の愛知県では、入門講座の101しか受講できず、中級以上の講座は毎回泊まりで娘を私の両親に預ける必要がありました。
その間、娘は何度も私の帰宅日時を確認したそうです。とても寂しい思いをし、娘なりにがんばっていたのでしょう。
しかし、帰宅すると娘は荒れる事も無く、穏やかでグーンと成長した姿をみせてくれました。
ブレインジムの講座はどの講座でも自身のバランスを整えます。私のバランスが整い、日々のストレスから解放さたことにより、娘にも良い影響を与えたのでしょう。
母と子は、互いに影響しあっていることを実感しました。
【PACE・ポジティブポイント・クロスクロール】
5歳の誕生日に祖父母からプレゼントしてもらった自転車は、2・3回乗ったきり1年以上放置されることになりました。
たった1回こけてしまったから・・・。
学校の自転車交通教室が近づいてきたある日
なんとか自転車に乗れるようになってほしい私は、娘とPACEをして、自転車の練習に誘いました。
やる気になった娘にポジティブポイントをしながら、私は何度も「私は自転車にスイスイのっています。」と声をかけました。
なかなか声に出すことが難しかったけど、やっと自分の口で言えるようになったので一緒にクロスクロールをして、自転車を持って Let’s go!
あれ?あれ?あれ?
自転車、スイスイスイ~~~♪
あんなに怖がっていたのに・・・。
補助輪、ゴーゴー言わせて笑顔で爆走中!!!
【ポジティブポイント】
原因は忘れてしまいましたが、娘が狂ったように泣き叫び続けたことがありました。
私ははじめてのことでとても焦ったことを覚えています。
泣き狂う娘をぎゅっと抱きしめながら、ふと閃いたのです。これが凸凹育児のあるある『パニック』というやつなのかな?と。
そう思った私はなぜかとても冷静になりました。
「そうだ、ポジティブポイントをやってみよう!」
実験的な気持ちで娘のおでこに触れてみました。
そっと、そっと、触れるだけ!
力を入れすぎないように気をつけて・・・。
数秒あるいは十数秒経った頃、娘の泣き方が変わりました。
嘘泣きの代表、漫画のような「えーーん、えーーーん、えーーーん」に。
エッ??? たわしは戸惑いました。
私:「〇〇ちゃん、嘘泣きしてる?」
娘:「うん!」
そして、娘はにっこり微笑んだのでした。